秋が来るまでの秘密

 

私の肌と

 

あなたの肌が

 

触れたとき

 

なんだか優しい音がした

 

ちょっとぬるい果物よりも

 

私の好みだったの

 

ゆっくりじんわり溶けていって

 

眼鏡をかけても

 

視界がぼやけてるみたい

 

それでもさ、

 

いつかはその体温を

 

忘れちゃうのかな

 

宝箱から

 

とびだしちゃうのかな